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協会のご案内

●東京精神保健福祉士協会の歩み

東京でのPSW組織の始まりは、1962年発足の<精神病院ソーシャルワーク連絡協議会>にさかのぼります。首都圏に働くPSWの組織であったこの会は、 1963年に東京でPSWの全国集会が開かれ、その翌年に仙台で<日本精神医学ソーシャル・ワーカー協会(現・社団法人日本精神保健福祉士協会)>が設立 されるに及び、発展的に解消していきました。

1969年、新たに<多摩PSW研究会>が発足し、1971年からは<東京PSW研究会>に名称を改め、自主的研究団体として1991年までの22年間で 147回の研究会を開催し、東京のPSWの交流と相互研鑚の場として定着していきました。この間に、PSWの活動分野も、医療機関をはじめ、保健所・精神 保健福祉センター・作業所・福祉ホーム等に拡大し、PSWに対する社会的要請も多岐に渡ってきました。東京都においても、PSW相互の情報伝達の円滑化、 研修の充実化、国家資格制度化の検討、対行政への働きかけなどが強く求められるようになりました。

こうした時代の要請に応えるには、従来の「自主的研究団体」では限界があり、「専門職能団体」として全国組織と直結した窓口を創る必要性が生じてきまし た。<東京PSW研究会>の発展的改組が論議され、1992年3月、精神保健・医療・福祉領域に働く東京のソーシャルワーカーの団体として、<日本精神医 学ソーシャル・ワーカー協会東京都支部>が設立されました。2000年4月には、国家資格化にともない<東京精神保健福祉士協会>に名称を改めました。

2005年6月、日本精神保健福祉士協会の法人化に伴い、新たに社団法人日本精神保健福祉士協会(以下、「本部」という)の支部を東京精神保健福祉士協会 に置き、本部との連携を一層強固なものにするとともに、東京精神保健福祉士協会をそのままに、東京固有の事業を展開し、地域のニーズに応えられる協会運営 に努めていくことになりました。

●東京精神保健福祉士協会の目的

本協会は、東京都における精神保健福祉士の職能団体として、会員相互の連絡と協力をはかり、精神保健福祉領域のソーシャルワーク専門職としての水準の向上 と社会的地位の確立を目指し、東京都における精神保健福祉の普及啓発活動をおこなうとともに、精神障害者及びその家族の福祉の向上に寄与することを目的と しています。

●会員の動向について

 会員の入退会については本協会ニュースレターの『会員動向』欄へ掲載してまいります。